住宅ローンを検討する際、もっとも迷いやすいポイントが「金利タイプをどれにするか」という問題です。
金利には主に 固定金利・固定期間選択型・変動金利 の3種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。
金利の仕組みを理解していないと、長期的な返済額に大きな差が生まれることもあります。
この記事では、3つの金利タイプの違いを初心者でもわかりやすく解説し、どのタイプを選ぶべきかの判断ポイントも説明します。
住宅ローンの金利タイプは3種類ある
住宅ローンの金利には、以下の3つがあります:
- 固定金利型
- 固定期間選択型
- 変動金利型
まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
① 固定金利型とは?
固定金利型の特徴
固定金利型とは 借入時から返済終了まで金利が固定 される金利タイプです。
- 毎月の返済額がずっと同じ
- 市場の金利が上がっても下がっても返済額は変わらない
- フラット35が代表的な商品
メリット
- 返済額がずっと変わらないので安心感がある
- 長期の資金計画が立てやすい
- 金利上昇局面に強い
デメリット
- 変動金利より金利が高めに設定されている
- 借入当初の返済額は大きくなりがち
- 金利が下がっても恩恵を受けられない
② 固定期間選択型とは?
固定期間選択型の特徴
固定期間選択型は、一定期間だけ金利が固定され、その後は変動金利に切り替わるタイプ です。
例:
- 3年固定
- 5年固定
- 10年固定
- 20年固定 など
固定期間が終わると、
- 変動金利へ切り替え
- 再度固定期間を選ぶ
のどちらかを選べるケースが一般的です。
メリット
- 固定金利より金利が低く、変動ほどリスクは高くない
- 一定期間は返済額が安定する
- 家計の状況に合わせて固定期間を選べる
デメリット
- 固定期間終了後に返済額が大きく上がる可能性がある
- 変動金利に移行するタイミングで金利が高いと不利
- 仕組みが少し複雑で初心者にはわかりにくい
③ 変動金利型とは?
変動金利型の特徴
変動金利型は、半年ごとに金利が見直される可能性がある金利タイプ です。
市場金利の動向によって返済額が変動します。
ただし実際には、
- 返済額の見直しは5年に1回
- 金利が大きく上がっても返済額の増加は125%まで
などのルールがあり、急激に返済が増えることは抑えられています。
メリット
- 3つの中で最も金利が低く設定されている
- 借入当初の返済額を最も抑えられる
- 金利が下がれば返済額も下がる可能性がある
デメリット
- 将来の金利上昇によって返済額が増えるリスク
- 長期的な返済計画が立てにくい
- 実際の返済額がどれくらい増えるか予測が難しい
金利タイプの比較表
| 項目 | 固定金利型 | 固定期間選択型 | 変動金利型 |
|---|---|---|---|
| 金利の安定性 | ◎(最後まで固定) | ○(期間内のみ固定) | △(常に変動) |
| 金利の低さ | △ | ○ | ◎ |
| 返済額の予測しやすさ | ◎ | ○ | △ |
| リスク | 低い | 中程度 | 高い |
| 代表商品 | フラット35 | 10年固定など | 変動金利 |
どの金利タイプを選ぶべきか?
金利タイプは、家計状況・将来の見通し・リスク許容度 によって最適な選択が変わります。
固定金利が向いている人
- 長期的に返済額を固定したい
- 子どもの教育費など支出計画が明確
- 金利上昇リスクを避けたい
固定期間選択型が向いている人
- 初期の返済を抑えたいが、変動金利のリスクは避けたい
- 数年後に収入が増える見込みがある
- 借り換えも視野に入れている
変動金利が向いている人
- とにかく返済額を低く抑えたい
- 金利上昇リスクを許容できる
- 将来的に繰り上げ返済をする予定がある
まとめ
住宅ローンの金利タイプは
- 固定金利型(低リスク・安心)
- 固定期間選択型(バランス型)
- 変動金利型(低金利・高リスク)
の3種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
どれを選ぶべきかは、
- 家計の安定性
- 将来のライフプラン
- 金利上昇への備え
この3点を軸に考えるのがおすすめです。


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